10Ks出の新規が亀梨和也担当になりました。
2016年4月。
初めてKAT-TUNのライブに参戦してきました。
人生初のジャニーズのライブです。
めちゃくちゃ楽しかった。
充電期間突入から2週間も経っていろいろと反芻しつつ、今までの人生で一度も通ったことのないアイドルのファンという存在になった記念に、きっかけなどを残してみようとブログを書きます。
ブログなんて初めて書きます。
長いし読みにくい文章だと思いますが10Ksでファンになった人間がいることは一人でも多くアピールしていくべきだと思ったのです。
まずKAT-TUNのライブに行ってみたいと思ったきっかけは、4月にあったTBSの感謝祭でマラソンをしていた上田君でした。
たまたまテレビで感謝祭が流れていたのをぼんやり流し見していた時、上田君が紹介されて超美形だな!?と食いついたんです。
細いけど筋肉質で顔が好みだったので、このマラソンはこの人を応援しようという単純極まりない動機でマラソンだけしっかり見ることに。
でも、どうせ山の神が勝つんだろとよくある成り行きを想像していたので本気で応援しようとしてたわけじゃない記憶。
ところが、周回を重ねるごとに手に汗握ってめっちゃ真剣に、食い入るように上田君を応援している自分がいてですね。今思えば、あの時の上田君が背負って走っていたものを、よく知らないながらに感じ取ったんでしょうね。
人が本気で何かを成し遂げようと努力する姿は、見ている人をも本気にすると思ってます。たとえ見ている人がバックボーンをよく知らない人間でも。
上田君が優勝した瞬間、「この人が優勝できて本当に良かった」と心の底から思いました。
こうして今まであまり知らなかった上田君のことが気になったことが、KAT-TUNというグループ自体に興味を持つきっかけになりました。
亀梨和也、中丸雄一という2人はすでに知っていたので(これも今思えば知っているつもりだっただけでしょう)改めて興味を持つということがなく、表面だけを撫でるように通過してしまっていました。
でもよく知らなかった上田君の姿にがつんと感動することで、KAT-TUNから完全に通り過ぎる前に袖を引かれて引き留められたような感じです。
それからKAT-TUNが気になった私は彼らがツアー中だということを知りました。
行きたい、と思いました。生の彼らを見てみたいと。
でも10周年の記念ライブということ、ツアーが終われば充電期間に入るということ、それらは私のようなちょっと興味があるくらいの人間を躊躇させる要素ではありました。
だから最初はKAT-TUNを検索してファンの方のブログを読んだり動画を見たりするだけで本格的に動いてはいなかったんですよ。
でもそうやってライブのレポとかを読んでいるとやっぱり行きたい欲求が高まってくるんですよね。
だから、掲示板でチケットを探しました。いざはまる決心ができたら行動は早い。
私大阪の人間なんですけどちょうど次のライブが大阪だって言うじゃないですか。時間的にも全然行けるし、もう欲求は止まらないんですよ。
やっぱり今まで応援してきたファンではないことが気になっていたので、譲ってほしいとメールを出す時は正直にその事情も書いて、それでも良いよっていう方がいたら譲ってもらおうと何人もの方にメールを出しました。初めてのことだったのでできるだけ規約読んだり常識的なメールを書くように心がけていたのですが何か失礼があったらあの時メールした方々には申し訳ない。何件も断られて正直心折れそうでしたが、皆さん返事のメールがめちゃくちゃ丁寧で誠実だった。
そんな中、奇跡が起こったんですね!
高校の時の友達からメールが来たんです。
「久しぶりー!いきなりごめんね!○○ちゃんからメール来てびっくりしたからつい!私掲示板でKAT-TUNの同行者探してる○○だよ!」(ニュアンスです)と。
どうやら掲示板で私が譲ってほしいとメールした1人が彼女だったようで、アドレスと名前で気付いてくれた。あまりの偶然とタイミングの良さにお互いびっくりでした。
まあそんなこんなで運の良いことに大阪公演に彼女と入れることになり、もっと言えば東京まで行くことになるのですが、これ本当に今までの私の善行を神様が見ていてここぞとばかりに返してくれたような気分でした。
ちなみにその友人は中丸君担当で中学生の頃からKAT-TUNのファンだそうです。全然知らなかった。
そんなこんなで京セラドームに初参戦することが決まって、彼女に相談したのは予習をしていくべきか?ということでした。
決まった時点で京セラドームの3日前。仕事しながらDVD見たりは大変かなと思ってどこまで予習していくべきか悩んで。
彼女からは「初見の、初体験の楽しさをぜひ味わって!」と返事がきました。これ、京セラ終わったあとに本当に感謝したアドバイスです。
初見で予備知識なく経験したKAT-TUNライブの衝撃波は凄まじかった。ブログとかで特攻がすごいっていうのは何となく知ってましたけど私の貧相な想像力で予想できるようなものじゃなかった。
「うお!?」とか「火・・・火が(うわごと)」とか「す、すぎょい・・・(呆然)」とか頭の悪そうなリアクションを繰り返しながら、おなかの底が燃えそうな興奮で異空間を体験した。
「めっちゃいい席だから!」と友人に連れていかれた席は3階席で「・・・いい席?」とライブにおける良席のイメージとの差に首を傾げたけど「天井席のメインステ真正面なんて当てたくても当てられへんから」と友人は真顔で頷いた。始まってすぐにその意味は実感した。めっちゃいい席だった。
あの襲い来る演出の数々、赤いペンライトの海を上からつぶさに見下ろした感動といったら表す言葉もない。
印象的だったのは、「MOON」の時、あの美しい映像の中で歌う3人の背中にぶわっと蝶の羽が生えた瞬間に一気に鳥肌がたったこと。
曲調自体もものすごく好みだったんですが、あの演出で美しすぎて固まり立ち尽くすという経験をしてしまいました。ちなみに東京ドームの「MOON」は亀梨君の突然のセッ・・・に諸々の記憶は吹っ飛びました。
もちろん、他の曲の時もKAT-TUNはどんな瞬間もかっこよかったし、MCとコントとアラームクロックの録音の時はおなか抱えて笑った。こんなに面白い人たちだったの!?と隣の友人をバシバシたたきながら笑った。彼女は彼女で萌えたり笑ったり震えたり忙しそうだった。
そして亀梨和也の存在が私の視線を独占し続けました。
きっかけは上田君で上田君は思った通りにかっこよくて彼の煽りには興奮しきりだったしバイク乗ってきたときはぎゃあああってなったし今でもカッコよすぎて意味わからないと思ってる。
でも生で見た時に驚きの吸引力を私に対して発揮したのは亀梨君だった。
「カッコよすぎて意味わからない」は3人ともに思ってるけど。
ひたすら、亀梨君を目で追ってた。それに歌上手すぎじゃないですか亀梨君!びしびし感情が伝わってくる。
KAT-TUNの曲って音がフッと消えて静かな中に亀梨君のソロパートっていう場面多いですよね?そのソロパートが毎回毎回胸に来る。あんなに生歌が上手いなんて知らなかった。
そして最後の挨拶。
上田君の「一緒に闘って」という言葉に彼の、赤坂マラソンで見た時に感じたのと同じ覚悟、そしてこちらの覚悟も決めさせてしまうような力を感じました。
中丸君の「KAT-TUNとファンのコミュニティーが薄れていくのが心配」という言葉とそれに対する解決案を話す姿に、緻密なまでの客観性とグループやファンに対する奉仕精神を感じました。
ちなみに一番中丸君に対してしびれたのはMCでいじられキャラになりそうなところ、「メンバーにしか許してないから。ファンには許してないから」という意味の発言をしたときですね。あれ・・・奉仕精神気のせいかな・・・。
そして亀梨君が、迷うように考え込むように間をためて言った「KAT-TUNを好きな自分でいたい」という言葉、そしてファンのおかげでそう思い続けられたという言葉から彼の今までの苦しみやKAT-TUNへの深すぎる愛を感じました。亀梨君ってKAT-TUN大好きじゃないですか!初めて入った私にすら伝わるほどのKAT-TUNへの愛情が溢れてるじゃないですか!それは他のメンバーもそうなんでしょうけど!そんな亀梨君のこの言葉がすごく心に残りました。
亀梨君のこの言葉は、ハイフンの皆さんには多かれ少なかれ衝撃だったんじゃないかなと思ってます。
この日初めてKAT-TUNにしっかり触れた私が軽々しく想像することも申し訳ないんですが、その私が少なからず衝撃的だったくらいで、私を連れていってくれた友人は亀梨君のこの言葉で泣いてましたし。(名古屋にも友人は行ってましたが名古屋ではこの言葉はなかったそうですね)
・・・別にそんな衝撃的でもなかったらごめんなさい(弱気)
私はこの挨拶を聞いて、亀梨和也担当になりたいと思いました。
ライブ中ひたすら亀梨君に目を奪われ続けてたんですからもう彼の担当になることは決まってたようなものなんですけど、この挨拶が決定打でした。
終了後、一緒に帰りながら私が「亀梨君が気になる。亀梨君ばっかり見ちゃってた」と呟くと彼女は初めて聞くくらいの渾身の一言、「せやろ!?」と食いついてきました。
フォントで表すと「せやろ!?」くらいに跳ね上がった。
それくらい、「よくそこに気付いた」「見る目あるぅ」「わかるわかる」「当然だよねぇ」という感情が混じった一言で答えてくれた。
正直、上田君が気になるって言ってKAT-TUNのライブ連れていってもらったのに亀梨君に目がいくっていう話をどう思われるかちょっと不安だったけど、それに対するマイナスの感情は彼女から一切感じなかった。
ずっと感じてたことですが、KAT-TUNの話をするとき、彼女からはものすごい自信が感じられました。一部の揺らぎもなく「KAT-TUNはカッコいい」と疑っていないのが伝わってくるんです。
だから彼女は中丸君担ですが他のメンバーのかっこよさも全く疑ってない。
私が亀梨君に惹かれようが上田君に惹かれようが「分かるわかるー!」と興奮気味に食いついてくれます。めっちゃありがたい。
でも実際にライブ参戦して、その理由が分かりました。
KAT-TUNのかっこよさはどんな時も揺らがない。それがファンにあの絶対的な自信を与えるんだなと。
「KAT-TUN」というブランド力の凄さは充電期間に突入後に買いあさった過去のライブDVDから明白に伝わってくるんですがそれがまた私を沼から逃がさない。
こうして私はKAT-TUNにはまり、亀担になりました。
「東京、行く?」という天使(友人)の一言で東京ドーム3公演も参戦しました。新規のくせに遠征までして、オーラス参戦後に空飛べそうなほどの多幸感を抱え、私はもうこの世界から抜け出せないし、彼らを好きになったこれからの人生楽しみしかないとウキウキしてます。
そして、最後に1人、泣かずに凛と前を向いていた亀梨君の姿を見て、私はやっぱり亀担なんだと拳を握りました。もちろん、泣いた中丸君と上田君がどうのと言ってるのではないですよ!2人の涙もとても美しいと思いました。でもここで泣かないのが亀梨和也なんだなと。強いなーと。
はまってすぐに充電期間に入りグループとしての活動はいったんお休みというタイミングも、過去のいろいろを勉強する時間を与えられたと思って楽しみます!充電期間が終わったその時には、10Ks出の新規の私もデビュー前からハイフンやってる友人と同じ熱量で「おかえりー!」って叫びたい。
欲を言えば3人の映像がなさすぎるので早く10KsのライブDVD出してください!
あ、ちなみにもうすでに黄色い声出すのはギリギリなアラサーですが頑張って黄色い声出すからね上田君!
最後に、新規であることにたいする劣等感じみたものはKAT-TUNがライブで吹き飛ばしてくれたので、胸を張って「10Ks出です!」と言うことができます。
だけど、6人の時代、5人の時代、4人の時代、そして3人の今、KAT-TUNをそれぞれの時代に応援してきてくれた古株の皆さんには頭が上がりません。
KAT-TUNがいつの時代もかっこよくあってくれたこと、そしてハイフンさんたちの応援があったからKAT-TUNが終わることなく続いてきて、今、私がKAT-TUNに出会うことが出来ました。
新参者の私ですが、これからもKAT-TUNのゆるぎないカッコよさを信じて、全力で応援していく仲間に加えて頂けると幸いです。
上手く纏まらず言いたいこと全部書けませんでしたが結局言いたいのは「もう想像もつかないくらいたくさんいるであろう亀梨和也担当が、大阪の片隅に1人増えました!」という謎の自己主張なんです。
そんな自己主張、読んでいただいてありがとうございました!
友人から、亀担だけでなくハイフンの必修科目だからと勧められた「Break the Records」の「1582」を鬼リピして「尊い・・・」と呟きながら。